世界指圧療法機構 |
肘関節や手根関節の自覚及び他覚的症状について (特)日本指圧協会理事 師範 佐々木 重 雄
序文 指圧施療の考察
治療にあたっては自覚症状の痛みがどの部位にどの程度あるものか。また自覚は無いが私どもが触れて、あるいは圧してみての異常で痛みを感じることもあるの
で、これらを十分に考察することである。初
日は患部を良く考察して、患部に対し極く静かに触手、掌圧で腫れや熱の有無を確認。掌圧を何十秒間かしていると熱の薄らぐのがわかる。熱がひいたら掌圧。
患者さんが耐えられる程の快圧、指圧をくり返し、血液循環を促進させ、良好な状態に導き保てるよう努力し、病的浸出物の排除や幹部組織への栄養増進などが
図られ、自然治癒力を早く喚起できるような指圧療法をすることである。 注意 掌圧快圧を繰り返しても熱や腫れが引かないときは、骨折か骨にヒビが入っている場合が多いので指圧にあたっては注意が必要。また、骨に異常が無いのに熱が引かないのは、内臓に変化があるかも知れませんから熱が引くまでは掌圧、快圧でそれまでは注意が必要でしょう。 |
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